じゅ

ブレット・トレインのじゅのネタバレレビュー・内容・結末

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

真田広之が生き残った...!!
Am I dreaming...?
天道虫の背中にある7つの点は7つの悲しみを表していて世界の平和のために自ら悲しみを背負っている、っていう話が素敵。
きしゃぽっぽトーマスでいうところのディーゼルであるプリンスがびびる数少ない人物かっこいい。

マイケル・シャノンって穏やかそうな顔立ちの割に敵役とか悪人役をよく見る気がして認識がバグる。


レディバグ
マリアの仲介で、胃痛で動けないカーバーの代わりに"弾丸列車"に乗ってブリーフケースを盗む仕事へ。ダイハードくらいいろいろ巻き込まれる。ビリーのカウンセリングを経た復帰戦がんばれ。

ホワイト・デス
拉致された息子の救出と身代金の回収にタンジェリンとレモンを送り込む。同時に息子の暗殺をホーネットに、ブリーフケースの掠奪をカーバーに依頼する。目的は、妻を殺したカーバー、妻を外出させる理由をつくった息子、その日部下を大勢殺したため妻から離れて後片付けに赴かせるきっかけをつくったタンジェリンとレモン、妻の手術が可能な唯一の外科医を毒殺したホーネットをそれぞれ殺し合わせること。
リボルバーのシリンダーを腕に這わせてカラカラ回すのがかっこいい。

プリンス
木村の息子である渉に重傷を負わせ、自分がやったと明かして弾丸列車に木村を呼び寄せる。目的は渉を人質に父であるホワイト・デスを木村に殺させ(正しくは木村じゃ殺せないことを知ってて、ホワイト・デスによる報復用の銃に爆弾の罠を仕込んでる)、ホワイト・デスの地位を簒奪すること。

エルダー
孫である渉の父の弾丸列車での異変を察知して自ら列車に乗り込む。かつて支えた裏組織の組長の峰岸を手にかけた仇であるホワイト・デスとの再会を果たすことになる。

ウルフ
最愛の妻とボスを殺された仇打ちのため列車に乗り込む。マイハートを貫かれる。

車内販売の人
乗客の外国人2人が車内販売の在庫をぐっちゃぐちゃにしながら乱闘する場面に出くわしても笑顔を絶やさぬ素敵乗務員っぷりも報われずホーネットにどつかれる。

マリア
車が潰れる。


ったく東海道新幹線の治安どうなってんだ。そんで見た目500mLかそこらのボトルの炭酸水が1,000円もしやがるw
まあでもチャニング・テイタムが乗ってんなら乗りたいかも。チャニング・テイタムに会って京都より前で降りよう。

京都以降はホワイト・デスが全席買ったんだって。相当前から準備してたんだろうな。妻の恨みはすごい。
全席買ったから他の客はいないって言ってたっけか。全席指定席なのかな。だとしたらエルダーって入場券だけ買って乗り込んでたんだろうか。
まあ全部どーだっていい。
運転士と車掌も消失してたのはどーでもよくないかも。


最終的にレモンは良かった。陽気でおしゃべりな明るさ担当キャラの割にちゃんと賢いしちゃんと強いんだよな。撃たれても落ちても全然死なねえし。兄弟キャラの片割れが死んだならもう片方も死ぬもんと思ってたのはごめん。
奪ったトラックでプリンスにかましたタンジェリンタックルは素晴らしかった。

てか生存したレディバグとエルダーと木村を一掃しようとしたプリンスは例の毒蛇に噛みつかれて死ぬもんかと思ってた。大破した列車からニョロっと出てきてたから。
あと「SNAKE」「DON'T OPEN」とか書かれてても俺は開けるだろうな...。


ホワイト・デスにでかい一撃をくらわせることになったあの水のボトルの旅路よかったなあ。他の人が買おうとしてたけど自販機が詰まって出てこなくて、レモンが別なの買おうとした時に出てきて車内に持ち込まれて、レディバグが睡眠薬を混ぜてレモンが飲んでぶっ倒れたときに転がってって、なんやかんやレディバグ、レモン、エルダー、木村がホワイト・デスと手下たちとやり合ってる時にちょうど木村の手元に転がってきて、ホワイト・デスの顔面に投げつけられる。
でその隙にエルダーから刀の鋭い一太刀。
ホワイトデスが恐れた運命ってやつの一形態だろうか。だとすれば、そんな死角からも襲いかかってくる運命なんてものを支配しようなんて到底無理な話だな。まあ自分の組織外の格下何人かを計画通りに動かすことを以て「運命を支配している」と思ってるなら傲慢だなとは思った。傲慢でありながら大物敵役の王道だ。


なにはともあれ電車の中とかいう狭い場所でいろんな連中を絡ませたり絡まなせなかったりしてて上手いなーと思いました。
じゅ

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