原作は伊坂幸太郎氏。原題は「日本の新幹線」の意。
恥ずかしながら、原作は見ずに、映画のみを見た。
伊坂小説のハリウッド映画化、日本文化をよくいじり、尊重し、しっかりとサブカル化してくれていた！
新幹線に殺し屋集結。日本の新幹線でのドタバタ劇。
そんな訳あるかよ！って、日本人なら突っ込みたくなるハズなんだけど、しっかりと受け入れられるのは演出が良かったからだろう。
伊坂ワールドといえば東北。
原作も東北新幹線が舞台だが、実写版は東京から京都へ向かう、いわゆる東海道新幹線が舞台。
大阪人の僕からしたら、さらに馴染み深い設定だった。
東京、品川、新横浜・・・・・
やがて、名古屋、米原へと物語が少しずつ終盤へと向かっていく。
個人的には、物語の進行とともに、旅の終わりを匂わさせていただいた。
親近感のわく構成。
ついてない殺し屋が降りるべき駅で降りられず、次々に現れる殺し屋に振り回される・・・
殺し屋とかアクションにアレルギーがある人でも、
だまされたと思ってみて欲しい。
ブラピの演技力、お茶目力、物語全体のポップな演出。楽しい作品です
P.S.新幹線に登場するマスコットキャラクター。完全に東京五輪いじってるやんｗｗ
