ひろ

ブレット・トレインのひろのレビュー・感想・評価

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)
5.0
『パルプフィクション』のキャラクターで『キルビル』をやるような、悪く言うと「二次創作」みたいな作品でした。

元々タランティーノが「自分の好きな作品」をパッチワークさせるような作品作りを得意とする監督だと思っています。

今作はその「タランティーノ的なパッチワーク」の素材に「タランティーノ作品」や「ガイリッチー作品」などを入れているため、タランティーノが渋滞を起こしている感覚を受けました。笑
(そもそも原作である伊坂幸太郎の「マリアビートル」がタランティーノの影響を受けた作品とも受け取られます)

僕は基本的にタランティーノが好きなので、「好きなもので埋め尽くされた120分間」を楽しませてくれました。
「最終的な作品メッセージ」や「間違った日本観」も好きだったので、ドンピシャな作品でした!
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