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ブレット・トレインのRISAのレビュー・感想・評価

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)
3.5
ー 伊坂幸太郎 ✕ デビッドリーチの異色作品!

本作の原作は、ゴールデンスランバーや
様々な名作で知られる伊坂幸太郎さんの小説、
“マリアビートル”という作品らしくて、
監督は、デットプールや
ワイルド・スピードスーパーコンボなどを
手掛けたデビッドリーチさん。
と、、もうこの時点ですごい訳だけど
主要キャストもブラットピットさんに
真田広之さんと豪華な訳で。

ただ、懸念点は日本が舞台の
アメリカ作品ということだけで、、笑
(ウルヴァリンやケイトのようなね)

鑑賞した率直な感想としては
面白かった!、、けどやっぱり
期待値が高すぎてしまったかな〜

伊坂幸太郎さんが原作とだけあって
ものすごく細かく張り巡らされた伏線と
テンポの良いストーリー展開とともに
伏線回収していく感じなんかは
本当にあっぱれだったし、
デビッドリーチさんらしいコメディ要素とか
キャラクターの映し方なんかもよかったけど
やっぱりキャラクターとか状況なんかの
情報量が多いからなのか、
物語の深みみたいなものが感じられなくて。
(ライトにポップに楽しめる娯楽作品!
っていうのが狙いだとしたら大成功だけどね)

やっぱり真田さんにブラットさんが
起用されるんだとしたら、
どうしても物語に深みがほしくて、
個人的には残念な気持ちに、、

とはいえ、アクションとか映像の色彩とか
見応えのあるポイントもあるし、
「ザ・ロストシティ」を観ていたから
個人的には“あの繋がり”も感じられて
ニヤニヤしてしまったな〜笑

でもいつかは日本が原作のものを“日本で”
アメリカの資金とキャスティングで
作ってもらえることに期待したいな笑、、
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