よーだ育休中

ブレット・トレインのよーだ育休中のレビュー・感想・評価

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)
3.5
不運な殺し屋Ladybug(Brad Pitt)は、別の殺し屋が請け負う筈だった《ブリーフケースを回収する》任務を指示される。東京発・京都行の新幹線に乗車した彼は早々に目的のケースを入手する事に成功。しかし車内には彼の他にも多くのアサシンたちが同乗していた。


ちゅ♡みよ‪ꔛ‬‪きぃ
みるきぃ feat.よーだ

━━━•┈┈┈┈┈┈┈┈
◁◁ ‖ ▷▷

ー Get on chu ! Bet on chu !


◆ 車内お客様同士のトラブルによりー

伊坂幸太郎の著作『マリアビートル』を『ジョン・ウィック』シリーズや『Mr.ノーバディ』を手掛けたDavid Leitch監督が映画化。程よいグロ描写を含んだバイオレンスなシーンをコミカルに描く手腕はさすが。個性豊かな殺し屋たちが乗り合わせた新幹線での血なまぐさい殺り合いがポップに描かれていました。

新幹線の外での出来事についても派手に描かれているパートがありました。二人組みの殺し屋LEMON & TANGERINE(Brian Tyree Henry、Aaron Taylor Johnson)が景気よく暴れ回ったり。メキシコのギャングThe Wolf(Benito A. Martinez Ocasio)の結婚式では、参列者から噴水のように血がプシャーっと吹き出したり。(車内でThe Hornet(Zazie Beetz)が毒死したシーンは存外地味。ちょっと期待したのに。)


安っぽいネオンがチカチカする東京駅や、京都に向かうまでの沿線の風景。脚色された車内の様子に『ここはどこ?』と困惑しますが、『突っ込んだら負けだ』と自分に言い聞かせてフィクション世界での東海道新幹線の旅を楽しみました。懐かしいソ●イティのパチモン(モモもん)も登場。これも突っ込んだら負け…?


◆電車に遅れが発生しております。

総勢七名もの殺し屋たちが乗り合わせてしまった新幹線。それぞれの思惑を乗せて京都へ向かう車中の殺り合いはエンタメ度が高く、バイオレンスな中にもポップな面白みがありました。

後半は、彼らが一堂に会することとなった理由(裏社会の大物The White Death(Michael Shannon)の謀略)が明かされます。彼に仇なすThe Elder(真田 広之)の乗車によって解決に向けて路線変更。強かに謀略をめぐらせてきたThe Prince(Joey King)が仕上げに入ることで急加速。ポップな殺戮ショーも、絡まった線が解れて繋がっていくプロットも、観ていて爽快な作品でした。


今作で主演を務めるB.Pittがカメオ出演したという同年公開の映画『ザ・ロストシティ』。其方で主演を勤めたSandra BullockとChanning Tatumが今作にカメオ出演(C.Tatumはノンクレジット)しているのも遊び心があってイイと思います。


𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄 𓈄

みるきぃちゃん

今晩も同時レビューありがとう!
劇場公開時から気になってた作品だから、
今回一緒に観る事が出来て良かった〜!