ブレットトレインに乗ってトーキョーからキョートへ。不思議な国ジャパンでも全く嫌味がないので楽しかったです。このノリでちゃんとしたニッポンにしてしまうと逆に合わなさそう。
いろんな殺し屋が各々の事情で同じ東京発、京都行きの新幹線に乗り込みバトルを繰り広げる話。ブラッド・ピッド演じるチンピラは、ちょっとした仕事でこの新幹線に乗り込みひと駅で降りる予定が、次々と現れる殺し屋のせいでずっと降りることができなくなってしまう不運な男。
いろんな殺し屋はなんらかのつながりがあるようですが、あまり理解できずにラストを迎えてしまいました。この辺もうちょっと分かりやすくして欲しかったですが、笑えたので特に不満はないです。
真田広之は剣捌きが流石ですね。でもいつも同じような役で面白味がないなー、とも思ってしまいました。アメリカドラマ『ザ・ボーイズ』（'19〜）に出演していた福島かれんが本作のチョイ役（車内販売員）で登場していたのに驚き。そしてアンドリュー・小路（木村）は本作で初めて観ました。2人とも日系人で存在感あるしまだ若いからハリウッドのメジャー作品などでもっと活躍して欲しい。
