殺し屋博覧会。ブラッド・ピット演じる不運持ちの主人公・天道虫がブレット・トレインで殺し屋達の争いに巻き込まれる。
原作が伊坂幸太郎の『マリアビートル』。読んだ事はないです。
ゲッサンで『Waltz』読んでたけど、原作はあんな感じなんかな？
それを、まぁこれだけのタランティーノ作品に仕上げて来るとは！！
って、え？
制作のどこにもタランティーノの名前ないの？
ロバート・ロドリゲスの名前も？ダニー・トレホも？
これはびっくりした！
かなりの出来！
タランティーノ作品って言っても間違えるくらい。『レザボア・ドッグス』とか『パルプ・フィクション』の雰囲気もあるよね。
下品さと郊外の寂れた小屋で行われるスタンダップコメディショーの泥臭さが抜けたタランティーノ作品。
ブラピに多少泥臭さを感じるけどね。
…全部褒め言葉ですよ。笑
殺し屋にも愛があるって所は原作寄りなんかな？
そこはオリジナリティあって良かった。
ラストに出てきたのがミカンじゃないのは頂かれへんけど、制作時期コロナ禍なら仕方ないかぁ…
いや…日本のミカン仕込んでてくれよ…
なんやかんや……時間忘れるくらい面白かった。
