このレビューはネタバレを含みます
真田広之の最高の使い方。
外国人の想像する、ネオンビカビカの日本、いろいろ間違えた新幹線、KATANAとYAKUZA、全員がキャラ立ちした殺し屋たち、などてんこ盛りでツッコミどころはたくさんあれど面白いから全部良し。
真田広之が長老って名前で刀持って乗車してくるだけでテンション上がりまくり。
ハリウッド映画だと大体途中で退場するが、今回は最後まで生き残ってくれてうれしい限り。マイケルシャノンと日本刀で斬り合うとか最高。
カタコト日本語喋って、スマートトイレに感動するブラピはかわいい。
個人的にはみかんとレモンが良いキャラ過ぎ。
掛け合いもさながら、レモンが機関車トーマス好きでそれが後の展開につながってきたりとブラピに負けじと２人の魅力が際立っていた。
アーロンテイラージョンソン、キックアスのイメージが強かったけど、ぱっと見わからなくて知った時にはビックリ。
死霊館を見終えたばかりだったので、プリンス役のジョーイキングの成長した姿を見て時の流れを感じてしまう。
一番笑ったのは、オレと一発やりたいしか見せ場がないチャニング・テイタムの最高な無駄遣い。
サンドラブロックは出てるの知ってたが、チャニングテイタムも出ているとは知らなかったので嬉しいサプライズ。
設定はアレだがストーリー自体はさすが原作が伊坂幸太郎というのもあって、殺し屋達の過去や乗車までの経緯が少しずつ繋がっていく様は最後まで見ごたえがあった。
アクションシーンもさすがのデビットリーチ。
頭からっぽにして、間違った日本と豪華キャストの大作アクションを楽しむ映画。
2024 251
