壁にぶつかっている映画監督の主人公は、元カノの女優から「結婚する」ことを伝えられる。
その時に感じた心の動きをその時は考えることもできなかった。
言われた時の感情をゆっくりと見つめ、現実の中での希望を描く短編映画。
質の良いMVみたいな映画だが、とても雰囲気がよくて好きな作品でした。
恋愛の難しさと儚さを感じる作品。
短い作品なのに登場人物の人間性が見えてくる不思議。
言いたいことが言えない男
察して欲しい、欲しい言葉を待つ女
恋愛ってほんとタイミングと価値観だなと思う。
プロデューサーのセリフ「理想ではなく現実の中での希望を描け」
確かにそういう作品を観たい。
そういう作品に僕は、現実の生活を生きていく活力をもらえる。
自分自身のこのタイミングでこの作品に出会えたことに縁や意味を感じる。
これに近いような言葉を近い将来言われるかもしれない。
その時自分はどういう気持ちになり、どう振る舞えるか、どう前に進めるか。
still darkの高橋雄祐さんが出てるというだけで再生してよかった笑
