港の乾杯 勝利をわが手にの作品情報・感想・評価

港の乾杯 勝利をわが手に1956年製作の映画)

製作国:

上映時間:65分

ジャンル:

3.5

『港の乾杯 勝利をわが手に』に投稿された感想・評価

全然勝利してない。まるで繋がってない駅の追跡シーン。芦田伸介は楽器を叩いたり、花を食べたりナイフを喉元に突きつけたり、催眠術をかけたりとキモすぎて凄い。競馬シーンのオーヴァーラップ。見つかっているは…

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昼行灯

昼行灯の感想・評価

3.5

清太郎時代。処女と娼婦の对としての兄弟。家族の描写は一切なくて、この構造が際立つ。こういう時兄は大抵ヤングケアラー。

過剰なオーバーラップに笑う。あさことギャングと女体と酩酊の目まぐるしいオーバー…

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No.4105

鈴木清順監督のデビュー作。

監督名義が本名の「鈴木清太郎」となっている。

元船乗りの兄と、競馬騎手の弟の話なので、競馬場のシーンが何度も出てくるが、あれは東京競馬場らしい。

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特にこれといった特徴のない日活プログラム・ピクチャーという感じ。過剰なオーバー・ラップと決闘のシーンのロング・ショットの空間構成は個性的。
鈴木清順監督のデビュー作品らしい。

芦田伸介演じる悪役が粘着質で気持ち悪かったです。
つよ

つよの感想・評価

3.0
海で働く兄。騎手の弟はある女に惚れるけど、女には悪い男がついていて「女はやるから八百長しろ」と脅される。
「ははーん、さては、」みたいな仕草と表情は笑った。

壊れた階段の手摺りを自分で直して自分でまた壊してる港の酒場かもめの常連・菅井一郎。競馬狂いだけどお金賭けたことがない天真爛漫なな菅井一郎サイコー。酒場のシーンが特にいい清順監督っぽい。船乗り三島耕の…

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Nobusaka

Nobusakaの感想・評価

3.5
監督デビュー作品にして既に清順スタイルが確立されており、切れの良い演出と編集が楽しめる。
ストーリーより映像で魅せる美学はここから始まっている。

冒頭から、奥行きのあるさりげない視線の交差。そして頻出する階段と競馬場の高低差が生かされたショットの数々。
特に駅の構内の階段ですれ違い、かつ入れ違う男女を捉えるショットが最高。

また兄弟が言い争…

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唐突な場面転換と幾何学的な画面構成。いれときゃいいんだろ的主題歌のもと好きにつくる。鈴木清順は最初からこうだったのか。
主人公兄弟より芦田伸介が印象に残る。猫とチューリップ。
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