題材は興味深い。
ただキャストの演技力や音響効果には疑問を感じた。オープニングから結構長い時間流れる不快な効果音が気になった。
テーマからして女性客が多いのかと思いきや、たまたまかもしれないが客の7割が男性。
カップルやおひとりさまならいいかもしれないが、女性同士で観に来るのは辞めた方がいいのかも😅😰
卵子提供(代理出産とは異なる)を希望する二人の女性が登録会場ですれ違う。
久々に再会の従姉妹だった。
一人は結婚や出産を希望しない登録年齢上限間近のアラサー。もう一人は恋人と別れたばかりのレズビアン。
出産は自分にとって縁遠いものであってもどこかで女、あるいはメスとしての役割を果たしたいと感じる一方で、卵子提供者として選ばれればそこそこのお金がもらえる宝くじ的要素も。
元を辿れば祖父母は一緒。子孫を残したからこそ今、自分が存在しているという設定は効いている。
その一方で友人とはある報告がなかったことを知って場が微妙になったり
男の自分でも結婚や子づくりの選択をしなかった(できなかった、資格がなかった?)ので共感できるところは大いにあった。
子孫とか種の存続を選択しなかった自分は生命体として欠陥があるのでは?と考えることは時々ありますし。