フェミ研ゼミ

浅草キッドのフェミ研ゼミのレビュー・感想・評価

浅草キッド(2021年製作の映画)
5.0
ヤダヤダヤダなんだこれ。
終わって欲しくない。
とエンドロールで私の中の2歳児が駄々こねていた。

私の夢は武の映画の中のキャラクターになることなんですよ。
別に役者になりたいとかじゃないんですけど。
武が見てる世界が好きなんです。
なんかそういうのってわかるじゃないですか。
全然知らなくても。
武は、私の父親と同い年で、誕生日なんかもほとんど同じで年に数回会うたびにおじいちゃんになっていく父親見ると、近い将来いつか、父も武も本当に過去の人になっちゃうのかなとか考えるとそれだけで胸とか肺のあたりが、冬のマラソン後みたいな感じです。

心の中は土砂降りですわ。
今、おじいちゃんになりつつある男たちがいなせな若者だったころを見ちゃったわけで、なんかああとんでもないなと。
すごいパワーに押されてどうしようもできなくて泣けるんです。
泣いてるんだけど。悲しい色だけではこの景色は色付けできなくて困る。
泣ける映画=いい映画じゃないとか生意気なこと心の中で他人にツッコミ入れてちゃうけど。
なんでばらいしいものを目の当たりにした時に人は泣けてしまうんだろう。

俳優さんて本当に化け物だな。すごいな。
柳楽くんなんて本当に武みたいで。
すごいよね。多分同い年だったじゃないです。
すごいな。インスタとかやっていなのも含めてカッコ良くていいな。

こないだ会社の忘年会だったんですけど、違う部署の子が漫才がすごく好きで。好きな芸人さんとか面白いと思うツボも似てて、
私の渾身のモノマネの相席食堂の菅原小春のモノマネとかも一発で当ててくれて。めっっちゃ楽しかったな。
お笑いの話してるだけですげーやる気出るんですよ。
これだけ好きだと自分が漫才したくなっちゃうんですよね。とか言ってて「来年一緒に出ようか」って思わず言ってしまったよ。
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