このレビューはネタバレを含みます
原作はビートたけしの自伝で、ビートたけしが売れるまでの、主に師匠深見千三郎が座長を務めるフランス座を舞台にした話。
ビートたけしの下積み時代は意外にも陰キャラ。舞台裏では終始ボソボソ喋ってて、ちょっと猫背の姿勢もあって、暗いオタクのよう。本当に意外だった。
ビートたけしがテレビで売れ始めて、深見は亡くなってしまう。その直前の師匠と食事のシーンは良かった。師匠の元を去っても師匠の教えをしっかり守っていて、売れても師匠を敬う感じ、芸の世界はこんなものなの?、とても良かった。