郁哉サム

浅草キッドの郁哉サムのレビュー・感想・評価

浅草キッド(2021年製作の映画)
4.5
2022年、今年一発目の作品として非常に楽しめた!
国民的お笑い芸人、ビートたけしがストリップ劇場のエレベーターボーイからどう成り上がって行ったかをしっかり事実に基づいて作られている。

【監督・脚本は劇団ひとり】
ひとり自身の作品はそこまでだが、撮り方は巧い。
材料は一級品のモノだから見事に綺麗なサクセスストーリーとして現在の北野武に繋がっている。

【漫才ブームの立役者であり、関東芸人の開拓者】
漫才ブームはB&B、紳助・竜介が関西を盛り上げていたが、この2組は同じ師匠の元で育ち"紳竜はB&Bのコピーだ"と自身らも言っている。それに変わってツービートは自分達で漫才の概念をブッ壊すという事をやろうとした。ここが凄い!
※そして自分達の活躍がいち早く見抜いていたのもツービート(特にたけしさんのみ)だった。
YouTubeで調べたら色々出てきます。

【個人的に思ったのは…】
本編に出てきた北野武さんは特殊メイクで誰なのか全く分からなかった…
けど所作も声も凄く寄せてて作品に没頭出来た。
郁哉サム

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