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戦火のランナーのbarakachanのレビュー・感想・評価

戦火のランナー(2020年製作の映画)
4.3
主人公グオルの人生に圧倒された。

走らないと死ぬ環境。走り続けて守った命。

そして、守った命の先に到着ひたアメリカで、サポーティブな人たちに恵まれ、彼はオリンピック選手になった。

オリンピックに対し、懐疑的な想いに満ちたここ数年だったけど、彼がオリンピック旗をつけて走ったロンドン、南スーダンとして走ったリオオリンピックの映像を見て、国の代表として出る意味を再確認させてもらった。決してそれは現在のオリンピックを賛美するものではなく、スポーツ、そして。国の代表として、各種大会にでることの意味ではあるけど。

映画の中でも、南スーダンの問題をわかりやすく説明してくれ、理解の助けになった。

そして、映画を日常的にみれる環境にある人たちに、日々生命の危機が迫る人たちの人生をみせられることは、映画の力強い役割の一つだと思った。
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