しゃわしゃわ

オーストラリアのしゃわしゃわのネタバレレビュー・内容・結末

オーストラリア(2008年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

全般と後半でストーリーのテーマが大きく変わる。2つに分けても良かったのかも。
先日「ジュディ」を見たばっかだったので、「Over The Rainbow」は何かの縁なのか…?

前半はオーストラリアの大自然を背景に1500頭の牛を港へ運ぶアドベンチャー的内容。
主役のサラが貴族婦人から逞しく牧場主として成長していく姿が描かれている。

後半は太平洋戦争による被害や白豪主義による人種差別や階級差別や男尊女卑が色濃く出た内容となっている。
ダーウィン空襲が描かれており、日本人としては見ていて複雑な心境になった。

〈記録用あらすじ〉
英国貴族であるサラ・アシュレイ(ニコール・キッドマン)は、牧場を経営する旦那に会いにオーストラリアに訪れる。しかし、牧場は荒れ果て、夫は殺されていた。
アボリジニのキング・ジョージが夫に手をかけたとされていたが、牧場にいたアポリジニと白人のハーフであるナラから、本人は夫の部下であったフレッチャーだとわかる。彼はカーニーと組んで牛を横流ししていた。
サラは夫が信頼していたドローヴァーとともに1500頭の牛をフレッチャーの妨害を受けながらも港へ運ぶ。

サラとドローヴァーはお互い惹かれ合う。
一方、フレッチャーはカーニーを殺し、彼の娘と結婚、牧場を乗っ取ってしまう。
太平洋戦争が勃発。日本軍が連合国軍が駐留するダーウィンを狙ってくると予想され、南部への避難が行われる。ここで人種によって、有色人種は別の場所へ。ハーフのナラも空襲の恐れが高い伝導の島へ。
日本軍の空襲が始まり、ダーウィン、伝導の島は大被害を受ける。
ドローヴァーは放牧から戻り、伝導の島へナラの救出に向かう。サラも無事であったが、空襲によって何もかも失ったフレッチャーが逆恨みでナラを射殺しようとする。それを見ていたキング・ジョージが槍で射たのだった。

WOWOW録画
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