肉声は、虚飾も含めてリアル。
バスキアと周りのひとたちのドキュメンタリーはアートの世界をよくも悪くもかいまみさせてくれました。
当たり前だけどアーティストにも人間としての暮らしがあるし、周りを取り囲むひととの関係のなかで生きている。
売れたから、と、もしも売れなかったら?という想像は過去のことだから意味がないのだろうけど。
長生きしたうえでのバスキアの作品も見てみたかったと鑑賞後に思いました。
理解できなくても感じることはできる。
理解できるまで感じきることができない。
芸術って素晴らしくてもどかしい。