TVドラマシリーズ最初から観ていたので感慨深さはある。ただ一番納得いかないのはなぜエンディングテーマを変えたのか。今まで10-FEETと竹原ピストルでやって来たじゃないか…。
ストーリーはまさにTV版と同じ構成。ドラマでも松重さんたち中心の会もあれば、特に3シーズンではいろんなドラマ撮影現場で松重さんたち以外の役者さん達が抱える問題をなんとなく解決していく緩いドラマだったので、そのまま2時間の映画になった感じ。
ただ映画で初めて観た人はそれぞれ無駄に豪華な脇役達で群像劇がまとまっていない印象も受けそうだなと思う。主となるストーリーは分かりやすいんだけどね。大杉漣さんはこのドラマの撮影中に亡くなったこともあり、ちょっと出るだけでも泣ける…。あと犬の風もお利口さん。
映画というよりTVドラマスペシャルなので、映画館で観る意義はあまり無さそうだったなーと思う。テレ東主導とはいえドラマ映画の悪い癖だと思う。豪華な俳優陣と僅かながらのCGは、無理やり予算を使んなくちゃいけない縛りでもあるのかな…