kumi

マ・レイニーのブラックボトムのkumiのレビュー・感想・評価

3.6
単なる音楽メインの作品ではなく
根底に根深く残る白人と黒人の深まらない溝と
時代の変化。

ヴィオラ・デイヴィスのすごみは
逸品で、自分の歌声でのし上がってきた
金を生み出す権力を握ったものと、

若く野心的で時代の先を読んで
作曲するチャドウィック・ボーズマン。

どちらもが形は違えど白い世界に
面従腹背で対抗している。

チャドウィック・ボーズマンが
げっそりしているようにみえて
なんだか悲しかった。
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