よつゆ

尼僧ヨアンナのよつゆのレビュー・感想・評価

尼僧ヨアンナ(1961年製作の映画)
3.8
まず画面を支配する白黒の画が良い。
それだけで見ていられる。

こうした宗教的な物語はどうも惹かれる。
悪魔に憑かれた修道院の存在を確かめるべく彼の地に訪れた神父。
この設定だけで好き。
悪魔、尼僧、神父、修道院。

ただ、『ベネデッタ』だとか、これ以降の過激な作品群の様なものを期待してしまっていた私としては少々不満足。
物語も設定以上の面白さを感じられず、画と世界観が好きな作品にとどまってしまった。

ケン・ラッセルの『肉体の悪魔』を観たい。
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