このレビューはネタバレを含みます
吉尾は5年前に死んだんだって
途中で分かるんだけど、
シックスセンスみたいに
驚かせたい訳ではなく
死んだけど生きてるっていう、
その事実を描いてあるだけ。
5人集まったらそこには6人いる。
終盤のフザケ倒したファンタジーのところも
6人の空気を形にしただけで。
まるで阿部千代の「定・吉二人きり」みたいな(大袈裟だけど)
集まったら6人だけの世界っていう尊さがあった。
そこから、過去を書き直そうぜって言って
やってみて、
でも変えられないねっていう
やるだけやった5人に泣いた。
二回目みると、
オープニングで泣けた。
あの出し物は久しぶりに集まる
自分たちのためだったんだね。
でもあの5人を招待したらしい新郎
笑顔で余興見てた。
この人のエピソードも欲しい!
説明し過ぎず、
説明なさ過ぎず
気持ちで押し切るこの作品
邦画なんだけど邦画じゃないみたい。
こんな邦画もっと観たい。
城田優は学生服のまま生ビール飲むなし笑