HELLOPANDABOOK

くれなずめのHELLOPANDABOOKのレビュー・感想・評価

くれなずめ(2021年製作の映画)
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期待せず見始めたら、最後まで見れてしまった。映画を見ながら、そこに埋没すればするほど、他の作品たちを思い出しながらオーバーラップするという不思議な体験をした映画だった。思い出したのは、なぜだろう、永瀬正敏『喪の仕事』、そしてアニメ『あの花〜』。劇中の、またな、というセリフのたびに、あの花のメンマのまあだだよ、もういいよ、の声が聞こえてきた。1番は、シェーンドリアン主演の『インゴッズハンド』の冒頭シーン。"そいつのことを思い出すだけで笑えてくる、そんな友だちがいるか?"
そんな名セリフを思い出させた、この作品だった。演技力はおいといて、そして、友だち具合のヒストリーは映画で描くにはかぎりがあるのはおいといて、良い話だったと思う。
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