TOVE／トーベのみっけんのレビュー・感想・評価

「ムーミンの作者トーベ・ヤンソン」というより「芸術家トーベ・ヤンソン」にフォーカスした作品。劇的な描写は抑えめで、出来事などが小道具等の演出で示される。だからこそ何か起きた時の印象が深くなる。出てくる人みな人間臭いのに、最後に優しい風が吹き抜けていくような作品だった。