けー

カウボーイ&エイリアン 未体験ロング・バージョンのけーのネタバレレビュー・内容・結末

1.5

このレビューはネタバレを含みます

ロングバージョンですと???

「ごろごろパンダ日記 ~タンタンと飼育員の日々~」で予想外に涙腺やられまくって、そのまま 放心状態でテレビつけっぱなしにしていたら「追悼 高田賢三~純粋に服を愛し 純粋に人を愛した~」というドキュメンタリーが始まって、賢三って「KENZO」のケンゾーなのかしらーとかこれまたぼややーんと見ていたら、コロナウィルスで亡くなったと最後に出てきて、びっくり。

いやだって、ドキュメンタリーを見ていたら2020年に入ってからもめちゃくちゃ精力的に仕事してらっしゃるから”追悼”ってタイトルにあった気がするけれど、死ぬ要素ないような....って思いかけたところだったので、なんというか改めてコロナウィルスのもたらしたものというか奪われたものの大きさとかそういうことになんだかズーンときてしまって。

誰だよ陰謀論だとかでっち上げとか言ってたのー💢とかぼやーんと思ってたら「カウボーイ & エイリアン ロングバージョン」ってタイトルが。

「カウボーイ & エイリアン」だったら間違いなく見なかったんだけれど「 ロングバージョン」とあったので。あのつまんない映画にもう一バージョンあるってどういうこっちゃ???みたいな好奇心で見始めてしまったんですが。

長さがですね、前回見たのが1時間57分。

ロングバージョンが2時間15分。

見終わった後で、18分ぶん伸びたと知った私が思ったのは、”あら、意外に短い”。

いや18分でも十分長いんですが、見た体感(?)がなんというか4時間ぐらい付き合わされたんじゃないかっていうぐらい長く感じたものですから。

まぁ、説明くさいシーンやくどいまでの伏線とその伏線回収シーンが増えたおかげで、前回は「何がやりたかったんだろう???」だったのが、ああそういうことだったのねーぐらいにはわかりやすくなっていたんですけれども。

まぁ、これを見た時は私もアメリカの人種差別問題に興味のかけらも持っていなかったせいで「分からず」にいただけなのかもしれないんですが。

ああ、いろんな蟠りを捨てて人種の枠組みを超えて協力し合う話だったのねーと。

エイリアンは差し詰め大英帝国ですかねーとか思いつつ、いやでもだとしたらさぁ….
この映画にアフリカン・アメリカンがただの1人も出てこなかったというのはどう解釈すりゃいいんだよ。



 ......💧

この映画はワンちゃんの存在が一番楽しいんです。

生き残ることにとても長けたワンコで、ロイヤリティよりも生き残り重視で行動する素晴らしいワンコです。

この子は場面場面で誰にくっついていけば一番生き残る確率が高まるのか見極める能力が素晴らしく。
人間を守ってあげようなんて気持ちは微塵も持ち合わせておりません。
ええええ、このワンコの大ファンになりましたとも。

日和見ワンコに幸あれです。
けー

けー