このレビューはネタバレを含みます
本編のその後…ではなく、32話と33話の間の話と云う位置付けの本作。
ナダがガイソーグから解放された直後の話で、彼が如何様な心持ちで六人目の騎士となったかが描かれており、本編の補完的な内容でした。
感想としては、やはりもっと尺と戦闘シーンが欲しかったと云うのが正直なところ。
特に尺。
折角ナダを掘り下げてくれるなら、もうちょいじっくりゆっくり描いて欲しかったなぁ…。
マイナソーも創造元の人間と同じ姿と云う設定で、新規造形のマイナソーを登場させる余裕も無いのかと寂しいものがありました。
ただ、短いながらもナダが何故旅に出なきゃ行けなかった理由やあんなに強かったガイソーグが何故あぁも容易く致命傷を受ける程弱くなっていたかについての理由付け…蓄積されてた憎しみが消失しガイソウルも力を失っていた…もされていて、しっかり本編の内容を補完は出来ていたと思います。
だからこそもっと長い尺で見たかった…😢
本作冒頭で昨年末逝去されたうい役の金城さんを偲ぶメッセージが表示されるのですが、ラストリュウソウジャーの面々とナダが肩を組んで帰還するシーンにて「卓球やるからういを誘おう」という台詞が語られるのを耳にして、演者さんは亡くなってもその人が演じたキャラクターは生き続けるのだなーと感じ、ちと目が潤みました。