優しい祖母に育てられていた自閉症のミュージック。
しかし、祖母の突然の死によってアルコール依存症の姉ズーと暮らす事に。
アパートの大家さん、隣人のエボに助けを借りながら人として成長していくズーだった。
Sia が自らの経験を基に撮った作品。
原案、脚本、製作を手掛けている。
ミュージック役にはSiaのMVで常連のダンサー兼俳優のマディ・ジーグラー。
今作ではブルーの瞳がとても印象的だった。
MVの時とは違い、かなりポップで明るい色彩。
私は基本ミュージカルはかなり苦手。
でも本作はセリフを歌うのではなく、Siaの歌と共に役者やダンサー達が踊る。
とても良かった。
本作は非自閉症の人間が自閉症を演じたという事で批判を浴びたようだ。
これまでも「ギルバート・グレイプ」「フォレスト・ガンプ」などなど非障害者が演じる映画があるのに何故だろう??
おかしな話だ。
Sia監督作品