まずタイトルが良いですね。
邦画のタイトルってダサくなりがちだけれど、本作品の「キャラクター」というタイトルは見る前も見終わった後もしっくりくるし、シンプルでスタイリッシュな感じがあります。
内容の流れとしては、現実的に考えたときツッコミどころ多数ありますが、見せ方が上手いと思いました。
あと役者陣が素晴らしかったです。
今回個人的に1番良かったのは「罪の声」でも刑事役をやっていた小栗旬です。
役どころというのもあるでしょうが、本作でのメインは菅田将暉ではなく小栗旬といっても過言ではないように感じました。
自分の語彙力では上手く表現できませんが、もうめちゃくちゃ上手いなあと感嘆するばかりです。
もちろん菅田将暉、中村獅童、高畑充希らの演技もとても素晴らしかったです。
セカイノオワリのFukaseについてはいくつか曲を知っているのと、Wikipediaに載っているような知識しかない故、普段の彼の振る舞いを全くと言って良いほど知らないので、良い意味で、これ演技？素でやってる？と思うほど気持ち悪く感じたので、本作品に彼を俳優として抜擢したのは大成功だと思います。
ただラストでちょっと「？」となってしまいました。
あまり説明的になることは望みませんが、勢いで終わらせすぎた感があって、もうちょっと最後まで丁寧に描いて欲しかった感があります。
点数付けるの難しいのですが、★4には及ばないかなあなどと考えこの点数です。
