『個性』×『模倣』
作画力は抜群でもキャラクターに色を出せない売れない漫画家が、一家虐殺現場を目撃し、サイコサスペンス漫画にしてヒットするも、現実世界でも同じ事件が起きていくお話。
個性に悩む葛藤というテーマが一貫していて分かりやすくて良かったです。
良い感じに怖くて面白い。
そしてセカオワのFukaseの演技が最高。
というか完全にDeath Discoを歌ってる時と同じ表情。
むしろDeath Discoの世界観が映画の世界観に合っているので、もはや両角の心境を歌っているよう。
オープニングからラストまで緊迫感があり飽きずに見れましたが、最後に浄化されるようなメッセージ性のある作品ではないので、シンプルなサイコホラーを楽しむつもりで見た方がいい。
思ってたよりサスペンス要素が弱かったですが、面白かったです。