いちみる

キャラクターのいちみるのネタバレレビュー・内容・結末

キャラクター(2021年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

❤️‍🔥

キャッチコピー໒꒱˚.*
✯描いてはいけない、主人公だった。
✯未熟な漫画家 美しき異常者
✯二人の共作、それは連続殺人事件 誰も見たことのない体験型ダークエンターテインメント誕生

🌹Fukaseハマり役だった。首と肩の動きが印象的でサイコパス感めちゃくちゃ出てた。
山城の妹役の見上愛ちゃんが雰囲気、小松菜奈に似てて可愛かった♡
🌹山城は高い画力を持っている。しかし、サスペンスものを目指しているのに、リアルな悪人キャラが描けない。いい奴に悪人は描けない。自分にない要素だから。
🌹スケッチしてた家の隣人に音楽の音、注意してこいって言われたからって家の中ズカズカ入ってくのはシンプルやばい人よ?
🌹オープニングかっこいい。
🌹夫曰く、船越家付近に駐まってる警察の車多すぎ。こんなには集まらない。
🌹署から帰ってきてすぐ船越一家殺害事件をモチーフにした漫画(34の最初の事件)を描く山城。両角をモデルに自分だけの悪人キャラクター、ダガーを早く描き上げたかったんだね。
🌹ダガーと同じ格好をする両角。ピンクの髪(元から)、緑のジャージ(元から)、黒コート、黒リュック。
🌹山道で丁度、家族4人(原一家)の車に出くわすとか、きせきすぎ。
🌹セキュリティ万全のマンション、仕事をせず夏美に家にいてほしい、アシスタントはオンラインでの繋がり…両角をモデルにしたことで何かされないか恐れてたんだろうな。
🌹最初、顔見たこと口止めされてるのかと思ってたけど、そーじゃなかったんだ。モデルとして使えるかもって心の中で思ってたから警察に言わなかったんだろうな。でも両角の事、警察に話してその後、漫画描くじゃだめだったの?ニュース見て犯人違うって分かった時なんで警察に言わなかったの?清田達が聞き込みに来た時もダガーは自分が作ったオリジナルのキャラクターって主張してたし…ダガーのモデルが存在してオリジナルなキャラクターじゃないって知られるのが嫌だったのかな?
🌹「あいつと目が合って、あいつが俺ん中に入って、俺があいつに入って、生まれて初めてすごいキャラクターが浮かんで。」
ダガーは山城の心の奥深くで存在してた悪だったんじゃないかな?両角に出会い両角と自分の悪が融合しダガーというキャラクターが確立したんじゃないかな。
🌹両角の部屋きったねぇ。映画の殺人鬼あるあるな部屋。
🌹本当の両角は借金のカタに戸籍を売った。
🌹1990年9月20日に九條村無差別殺人事件が起きた。多くの子供が出生届が未提出の無戸籍児。
🌹辺見に刺されてもなんとか逃れて治療受けてまた捜査に加わるパターンかと思いきや…清田ーー!いや、小栗旬ーーー!!まじかよ、めたんこにぶっ刺されて死んでしまうとは…。
🌹本物の家族を囮にするのなんかな〜。実家の家族のことガチで嫌いだったりして。だから漫画の2回目以降の殺人も4人家族対象だったのかな?4人家族の点は両角に影響されてってわけじゃないみたいだし。
それに本屋で「(先生は)漫画の中で楽しんで人殺してるよ。僕と何が違うの?先生は楽しんで4人家族を殺してる。」って両角に言われても山城何も言い返せないでいたからな〜。
🌹山城のお父さんとお母さんは再婚で妹は血が繋がってない。ベビーベッドの件もそーだけど山城の家族構成なんで両角知ってるの?ストーカーすぎw
🌹夫曰く、山城1人だけで自宅向かわせることはまずない。
🌹山城と両角、漫画と立場逆転してる。山城凶暴だったし、これは山城に殺人鬼というキャラクターが移ったという描写なのかな?
🌹両角は名前、生年月日、本籍が無い。4人家族を幸せの1単位と考える特殊なコミュニティで生まれたが学歴、職務歴が不明。他人から買い取った戸籍を利用し、他人になりすまし生活していた。
🌹ベビーカーに一切目を向けない山城と夏美。子供の声も全然聞こえないし、もしかして子供流産した?と思ったけど夏美の職場の人ちゃんと子供いる感じで対応してた。子供の姿一切映らないで終わるけどちゃんと産まれたんだよね?夏美、精神的に病んじゃって子供流産したこと認めないようにしてるパターンじゃないよね?
🌹元々両角が辺見のファンだったけど、そのうち辺見が両角のファンになりアシスタントになった。両角の代わりに罪を被るほどの熱狂的なファン。
🌹「逆にお尋ねします。僕は、誰なんだ?」
自分のことを何も答えられないの悲しすぎる。可哀想な存在。
🌹家具屋の外から夏美達を除く目線、最後の刃物の音。これは中途半端に終わった両角の作品を完成させようとする辺見がまた山城達を狙ってるという描写なのかな?最初2回刃物の音したから双子を狙ってるのかと思ったけど…両角の作品は4人の家族が対象だからシンプルまた山城達が狙われており、事件が起こるかもという不穏な雰囲気を醸し出してるんだろうな。
🌹結果…やっぱ殺人鬼というキャラクターが山城に移ったってことなのかな?名前も何もかも持っていなかった無個性の両角が辺見と文通し仲良くなっていくうちに殺人鬼というキャラクターが移る。山城と揉めあった際に山城に殺人鬼キャラクターが移り、両角は元の何もない無個性な存在に戻った感じなのかな。
でも、山城病室で清田の絵描いてたし…殺人鬼のキャラクターギリギリ移らず山城としてキープ出来たってことなのかな?

💄••┈┈┈┈┈以下ネットより┈┈┈┈┈••💄

🌹ダガー··· 短剣符。21の記号(†)のような形の短剣。短刀。
🌹小説版、漫画版で異なる結末
小説版
辺見は真壁を殺し、取調べで次のように述べた。
「殺人てのはね、選ばれた人間には伝染病みたいに移るんですよ。あたしだって感染しなきゃ、あんなことしません。だれから移ったか…あなたね、インフルエンザになったとき、感染経路なんて言えますか? 殺人の病を抱えてるやつなんて、街を出れば五万といますよ。アイコンタクトだけで理解し合って、移っちゃうんだから」
ラストは両角のキャラクターが山城に転移し刺殺しようとしたが、駆けつけた清田と目が合い殺すことをやめた。しかし、目が合ったことでキャラクターが山城から清田に転移し両角を銃殺。
おれはそのあと完治したのだろうか。両角、いや、ダガーのキャラクターは、おれから出て行ってくれただろうか?
という不安や疑問を抱えた清田で終わり。

漫画版
清田は、映画と同じく辺見に刺されるが、漫画では川に落ち命拾いする。
辺見が殺すのは両角。辺見は自分がダガーになるため両角を裏切り、キャラクターを奪う。
山城のマンションに来るのは辺見で、清田が辺見を撃つ。その後辺見は裁判にかけられる。
漫画では両角のキャラクターは辺見の中に戻っていくため、清田や山城に受け継がれることはない。
ラストは山城が自分の子供が読みたくなる漫画を描くと決意するハッピーエンド。
いちみる

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