もやし

BLUE/ブルーのもやしのレビュー・感想・評価

BLUE/ブルー(2021年製作の映画)
5.0
すみませんいいねくれた方。夜遅いので明日じっくり読ませてもらいますね。


ここで終わりかあ…という感じ。まあ突き詰めて描くと別のテーマになっちゃうもんなあ。
ここで切るのがまさに青春映画だなと。

吉田監督だから気にはなってたけど当時予告編見た時こういう熱いのはいいやと思ってスルー。今になって心境変わって鑑賞。


正直最近では珍しく涙が込み上げてきました。
群像劇になっていて、昔から続けてるけど全く勝てないけどボクシングに取り憑かれてる松山ケンイチ。タイトル狙えるレベルに才能あるけど認知症の症状が出始めている東出君。そして松山ケンイチと同級生でずっと仲の良い、そして東出君と恋人関係の木村文乃。(恐らく松山ケンイチは昔から恋心を抱いている。)
そして情けない自分を変えようととりあえずボクシングやってる感出したいだけの柄本時生。
この人達の刹那の感情が吹き出る映画。


わかんない何て説明したらいいかわからない…
とりあえず一番の支軸はやっぱり松山ケンイチ。いつも笑顔で優しく、舐めた口をきく後輩にも常に笑顔。東出とも良き友達。

ちょっと重大なネタバレになっちゃうんだけど、ボクシングに取り憑かれてるレベルの松山ケンイチが突然誰にも言わずボクシング辞めちゃうんだよね。
そこからの皆の変化はとてもエモーショナル。彼がいなくなってから初めて彼の存在感を知ることになる。 

いやあ熱いし皆の苦悩も描かれてるしあまりのエモーションに涙が…涙が…
最高でした!
もやし

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