このレビューはネタバレを含みます
いつでも誰かと肌を重ねている彼と
閉ざされた小さな部屋でひとり過ごすジョゼ
本当に孤独なのは
この先しあわせを手にするのは
どちらなのか。
ラストシーンの
凛とした横顔と、相反して震える眼が
すべてを物語るようで。
無知で無力で無責任な危うい年頃の役が
ナムジュヒョクの顔に合っていた気がした。
ハンジミンは表情が演技じゃないみたい。
20年前に日本のジョゼを観た時よりも
感じることが多く深いところを抉られたのは
自分が歳を重ねたせいか、韓国版だからなのか。
エンディングのIUの声と歌詞が
ほんとうに沁みた…