初恋の人に逢いたい−余命2ヶ月と宣告された私の最後の願い…
専業主婦のセヨンは無愛想な夫ジンボンと思春期の息子ソジン、娘イェジンと暮している。ある日、自分の余命が僅かだと知った彼女は、最後の誕生日プレゼントとして学生時代の初恋の人ジョンウとの再会を望むようになる。初恋の彼を一緒に探して欲しいとジンボンに頼み込んだセヨンは夫婦で彼を探す旅に出る…
ストーリーはこんな感じ。
バスを乗り間違えるようなそそっかしいセヨンと無愛想で嫌みたらっしいジンボンの夫婦の生活はセヨンのガン宣告によって変わって行く。ガン宣告を聞いても「大丈夫か？」の一言もない夫の態度に"自分はホントに愛されていたんだろうか？"と疑問を持つようになるセヨン。
これは個人的な感想なんだけど、それを確かめる為にセヨンは初恋の人に逢いたいと言い出したんだと思う。何も解らない状態で旅を始めたら結構かかる事もセヨンは解っていただろうし、ジンボンと2人きりで行く事で、愛を確かめたかったのもあったのも有ったんだと思う。ただ初恋の人を探すって言うのは2人で旅する口実だと思ってたからね。
ストーリー的にはラストに向けて畳み掛ける様にエモい展開になっていく所は良かったかな。特にソジンがセヨンの薬を飲んで倒れた事によって母がガンであることを知るシーンは泣けたもんなぁ。イェジンがストレートに「死なないよね？」って聞いたのに対して、ソジンは自分の気持ちを歌に託してセヨンに伝えようとしていたところなんか"男の子ってそういうところがあるよね"って思えて涙が止まらんかったもん
でもあれはどうなんかな？劇中のミュージカルパート！セヨン役のヨム・ジョンアは兎も角、ジンボン役のリュ・スンリョンの踊ってるシーンは可哀想としか思えんかったしね…
そして1つ気になる事が…
セヨン、親友だったヒョンジョンに酷いこと言ってたよね。
あれこそ謝るべきなんじゃ…
そう言えば初恋の人ジョンウ、眞栄田郷敦にしか見えんかったなぁ…
