このレビューはネタバレを含みます
この映画の内容を全く知らずにタイトルだけ見た時、ほのぼのしたお話なのかと思ったら全然違った。蓋を開けてみたらかなりヘビーだった。
母親の叫び、子どもの叫び。
何でもない普通の、どこにでもいる母親。
その誰しもが石橋耀子になり得る。
菅野美穂さんの感情むき出しの叫びがとてもよかった。
そしてかなりのキーパーソン大島優子さんもよかった。
ラスト、流産してしまうかもしれないリスクを背負って息子と向き合った尾野真千子さんに涙が溢れた。初めて息子にもちゃんと見ている母親の愛が伝わったのではなかろうか。
もう一度観たい作品。とってもよかった。
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2021.06.12(土)
大島優子×瀬々敬久監督
公開記念トークイベント にて2回目鑑賞