たまちゃん

明日の食卓のたまちゃんのレビュー・感想・評価

明日の食卓(2021年製作の映画)
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イオンシネマのワンデイパスポートで朝から見続け夜に観た3作目。さすがに疲れていたけど、観て良かったです。

高畑充希家の夫は女を作って出て行ったから出てこなかったけど、他の二つの家の夫達もダメダメに描かれていて、男性達はこういう映画を観ると複雑な気持ちになるんでしょうね。
友人の夫も、すぐに仕事を辞め(鬱ではないが鬱の気があるから働けない、という)家にいて子守もできず家事をさせれば食べられないようなご飯を作る、家でゴロゴロ、菅野美穂家の旦那さんみたいな人だった。 
子供も沢山産め、仕事もしろ、家事もしろ、子育てもしろ、子供の教育もしっかりやれ、イヤ本当に無理です。キツいです。

菅野美穂家のユウくん。お兄ちゃんなんだから!とやたら言われ可哀想。すぐにメソメソ泣く弟を泣き止ませたい、けど方法がわからないから「泣くな!」って強い言い方になっちゃうんだよね。
みんな子供時代があったのに、目先の生活に追われてゆっくり思考できなくなってる。子供のその行動には理由があるのに。

高畑充希母が夜に絵の具を買いに自転車で走る時の顔、高畑充希ユウ君を高畑充希母が追いかけ抱きしめる、ユウ君もおずおずと抱き締める。
泣けました。

真行寺君枝さんがおばあちゃん役!しかも不気味で存在感出てました。
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