夜明け前のうたの作品情報・感想・評価

夜明け前のうた2020年製作の映画)

上映日:2021年03月20日

製作国:

上映時間:97分

3.2

監督

ナレーション

『夜明け前のうた』に投稿された感想・評価

緑

緑の感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

沖縄における精神障害者私宅監置の
ドキュメンタリー。
先人である医師から渡された写真が
モザイクやぼかし無しで出てきて、
これ大丈夫なのかな……と不安になった。

その後、文化庁の映画賞を受賞するも…

>>続きを読む

私宅監置された人、それぞれの写真が痛ましい。原監督中でも、人物は写っていない一人の女性患者にスポットを当てていた。そのもて余すような思い。原監督を駆り立てたものは何だったのか。
埋もれた歴史に光を当…

>>続きを読む
精神保健福祉士を目指すなら、観ながら勉強に。精神保健の日本における、歴史的背景の犠牲者なのかも。
沖縄の私宅監置を扱った実録

顔も名前も奪われ、牢へと押し込められた人々。想像を絶する悲惨と、深く根を張り心を蝕む闇。消されても忘れられないよう、そこに確かに存在していたという現実を残すための写真
BONNA

BONNAの感想・評価

3.0

沖縄の私宅監置(行政の許可を受けて精神疾患の方を監禁する制度)の話
これ監禁された側から見たら、監禁した側の人々の方が健常者と思い込んでる障がい者なんじゃないの?と思った
日本のこの分野って正直全然…

>>続きを読む
pherim

pherimの感想・評価

2.9

日本で戦前に法令運用された座敷牢“私宅監禁”の存在が、沖縄戦と米軍統治により沖縄でのみ戦後も残り続けた哀史。

竹富島の観光客行き交う穏やかな景色と、そこに住まうおばあの記憶語りとのギャップの烈しさ…

>>続きを読む
どらみ

どらみの感想・評価

3.9

痛みが胸に突き刺さる
60年代沖縄で続いていた精神障害者の私宅監禁
劣悪な電気も窓もない狭い小屋に監禁隔離された人たち
恥として隠蔽し一部の犠牲はやむを得ないとする
日本の根本的問題が浮かび上がる

>>続きを読む
ぶみ

ぶみの感想・評価

3.0

原義和監督によるドキュメンタリー。
精神障害者等を小屋に閉じ込めた私宅監置が1972年まで残っていた沖縄において、当時の写真をきっかけに関係者等や現地を取材する様を描く。
日本の負の歴史であり、闇に…

>>続きを読む
Hy

Hyの感想・評価

-
精神疾患を抱えた人を私宅監置と称し、二畳程の劣悪環境に監禁する。数日なんかではない。数年から数十年。

ある意味、日本の一番気持ち悪い側面を見た様な気がする

1960年代の沖縄、精神障害者が隔離された離れ小屋『私宅監置』というかつてあった制度。

日本の本土では1950年に禁止された制度ですが、当時アメリカ軍占領時代であり尚且精神病院が無かったため、琉球…

>>続きを読む
>|

あなたにおすすめの記事