半径１メートルの君のJackDawsonのレビュー・感想・評価

お笑い芸人が出演・脚本を手掛けるオムニバス形式の短編集。ひとつひとつの作品に個性があり、一緒くたにして評価することは難しいが、粗品脚本の奇を衒ったものを除けば、総じて見やすい印象。一方で、シソンヌじろうやジャルジャル後藤については、本業のコントを見慣れてるので、板についていない感は否めなかった。映画として捉えるとやや物足りなさを感じてしまうかもしれないが、芸人が作り上げる上質なコント集として観ると、それなりに楽しめるのではないか。個人的には般若×ロバート秋山の「戦湯」は楽しく観ることができた。