「Mr.ノーバディ」を観る。久しぶりの映画館。ソーシャルディスタンスで普段よりゆったり鑑賞できました。
「狼よさらば」のような導入から、「ファイトクラブ」さながらの暴力で覚醒し、「ジョン・ウィック」または「イコライザー」のように大暴れ。
ジョン・ウィックよりも俗世間的で、イコライザーよりクールじゃなくて、ザ・コンサルタントほどIQが高くない感じ。
ジョン・ウィックは犬で、Mr.ノーバディは猫。
映画を要約すると、毎日ゴミ出しに間に合わないお父さんが大暴れする映画です。
主人公を演じる役者、ボブ・オデンカークさん、知りませんでした。顔がかなりの長方形です。年齢が58歳だそうですが、さぞかしハードな撮影だっだったのではないかと想像できます。映画の中では昔のシゴトからブランクがあり、もろもろ鈍っている設定で、やる気は先走るものの、ボッコボコのヨレヨレでキズだらけになる姿がとても好感が持てます。
ジョン・ウィックにあるスマートさは皆無、そこがとても良いです。
この映画、脚本がジョン・ウィックと同じ人みたいですね。ジョン・ウィック４までのツナギとして、また頭空っぽで観れて、かつスッキリできる映画が観たい、と鑑賞しましましたが、まさにドンピシャです。
個人的にポストマッドマックス的な匂いがするので、
金曜ロードショーか日曜洋画劇場あたりで放映されたら、繰り返し必ずまた観ることでしょう。
