監督 イリヤ・ナイシュラー(ハードコア)
監督作品2作品目にして、この出来!
十分にぶっとんでいて、最高のテンポで、スカッとさせてくれるんだ。
主人公のおっさんは、金や名誉が欲しい訳でもなく、平和を守ってる訳でもない。売られた喧嘩は買っちゃうんだな。ただそれだけなのに、偶然が重なり敵はどんどん強敵になってしまう。
でも、覚醒しちゃってからは強いのなんのって。戦い方も、工夫に富んでて面白いから飽きさせない。
こういうストーリーだと、ラスボスの倒し方がどうなるのか?途中から気になりだすんだけど、地味だけど嫌いじゃなかったよ。
全体的に70年代、80年代な音楽がいい感じで、おっさんの輝いてた時代の雰囲気を表現してるんだね。
監督の才能を感じさせてもらった作品。