ノーバディ＝存在せず
中年のおっちゃんが家族の為にめちゃくちゃオーバーキルするお話。
まさにジョンウィックの中年オジン版！！！！
怒りの沸点がネコちゃんのストラップだったり、最後に必ずしっかりとヘッドショットで仕留めるあたりまじでジョンウィックだった。
前半の毎日同じ生活の繰り返しで、夫の威厳とゆうか、そう言った覇気が感じられない全くない冴えない夫であり、家族からあまり頼りにされてない感じの中、娘ちゃんが「パパがいるから怖くない」とか朝ごはんの卵を頬張ってニヤって笑って抱きついて出かけるシーンとか可愛すぎてほっこりした。
そりゃあんな可愛い娘ちゃんが大事にしてたネコちゃんのストラップを強盗にパクられたら誰でもブチギレますよwwww
眠りし過去の自分がまだ完全の状態じゃないままのバスでの格闘シーンは、なかなか痛々しくて危なっかしい戦いだったけど、後半に完全に過去の自分が目覚めた覚醒っぷりはめちゃくちゃカッコいい。
老人ホームに襲撃しにきた悪党を何食わぬ顔顔でショットガンキルするクリストファーロイドとか最高やないか。
スナイパーでトリプルキルする黒人も最高にクールだった。
ノーバディが瀕死状態の敵を並べて自分の生い立ちを淡々と話すけど、最後まで聞かせる前に絶命する敵を見てシュンとするサイコパスさ好きです。
敵の巣窟のクラブに堂々乗り込んで食事をしながら、クレイモアで脅すクレイジーさといい、口を、ふきんで拭きながらクレイモアに手を添えるシーンなんて、「ワイスピ7」の食事をしながらグレネードを机に置くステイサム並みにカッコよかったぞ。
こういう映画は90分くらいの尺でサクッと気楽に観れるのにアクションが非常にレベルが高いので観ていて飽きないです。
クレイモアをあんな使い方で敵を撃退するのは今作の最大の見どころよ。
