茜

デビルジャンクの茜のレビュー・感想・評価

デビルジャンク(1989年製作の映画)
2.4
電気椅子で処刑され電磁化(?)したキルレ117の凶悪殺人鬼から家族を守ろうとするトラウマ持ち刑事さんの話。
一応これHOUSEシリーズらしいのですが、相変わらず1や2と繋がりは全くないどころかテイストも違い過ぎるし何でこれが3なんだか訳が分かりません…。
んでもHOUSEのナンバリングだからこそ、こうしてサブスクで配信されたのかも?と思うとこれはこれでいいのか。

私はHOUSEシリーズの愛嬌があって可愛くてファンタジーな感じが好きなので、本作はそういう意味では期待外れ。
あらすじもどこかで何度か聞き覚えがあるぞ?という新鮮味のなさで、これなら「ショッカー」の方が断然好き。
ストーリーも妙に真面目ぶって意味ありげな演出(聖痕とか)を入れてくる割にぜんっぜん意味がなかったりするし、殺人鬼お手製のくだりとか大真面目に語ってるけどめっちゃしょうもない。
そういうのってテンション高めのおバカホラーでやる事で中途半端な温度感でやんなよっていう…。

やってる事は割とエグくて、少女の首は容赦なく切り落とすし、電気椅子で処刑されるシーンの特殊メイクとかもなかなか良い。
でも設定の適当さが目立って最後の最後まで変なムズムズ感ばかりが残る、自分はハマれなかった。
茜