他人と深く関わることを避けてきたトラベルライターの女性が、地元の陽気な青年との出会いによって変わっていく話。
流石は情熱の国バルセロナといわれるだけある。あれだけドライだったジュリアの心を解きほぐしてしまうとは。
バルセロナの景色はあまり出てこなかったけど、浜辺に佇むクネクネした塔みたいなのが気になった。
トラベルライターとして世界を放浪しながら地元のイケメンと束の間の恋を燃やす。それはそれで悪くないだろうけど、やはりそれが続くと虚無感のほうが勝ってきてしまうのかな。
過去にどれだけ辛い悲しい出来事があったとしても、一つの出会いによって価値観が変わることって本当にあると思う。
本心ではそういう人を求めていたのかもしれない。良い人に巡り会えて良かったと素直に思えた。
それにしても2人が美男美女すぎて眩しい。
ゆで卵専用の器に半熟のゆで卵をセットして、ペティナイフで水平に殻を剥いてポテトをディップして食べる。異国の地でそんな優雅な生活を送ってみたい。