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心の傷を癒すということ《劇場版》のharuのレビュー・感想・評価

3.6
2021/2/19 鑑賞。
塚口サンサン劇場にて鑑賞。

主人公の安 和隆は小学生の時に偶然に自分は韓国人と知る。
「日本でも韓国でも在日は冷遇される」と知り自分が何者かと自問自答の日々を送る。
医者の道を目指していたが親に反対されるも精神科医の道を選ぶ。
やがて医者となり終子と出会い結婚して長女を授かり幸せな日々を送っていたが阪神・淡路大震災に見舞われる。和隆は避難所で被災者達の声を聞き、心を傷付いた人達の「心のケア」を手探りで始めていた。
街が復興して和隆も、自分の目指す医療に努める時に和隆の身体にガンが発覚する・・・。


神戸の街が多く映り満足😊。
阪急三ノ宮駅も震災前の姿で懐かしかった。
阪神・淡路大震災が絡むストーリーと知り、絶対観ようと決めましたが、NHKのドラマで放送してた様で・・・😅。

あんなデカイ震災は初めてで、神戸の街が爆撃を受けた様に瓦礫の街の姿は衝撃的で・・・。

誰しもストレスは抱えていたであろう・・・。
しかし、当時はストレスに対処とする、医者は被災地には居る訳もなく・・・。
安先生の活動は本当に感心する。

あれから各地で大きな地震が各地で起きている。
安先生が御存命ならボランティアで、被災地に訪れて活躍されていた事だろう。

御冥福を御祈りします。
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