リドリー·スコット監督ということで期待していましたが、やはり期待を裏切らない完成度だったと思います。
グッチ家の創業者一族の対立から、次第に権力を失っていき、最後には他社に買収されるという悲劇的なストーリーを2時間半で綺麗に描ききったという印象でした。
前半のパトリツィアがグッチの御曹司と知って近づいてくる感じはどことなく「愛と青春の旅立ち」みたいな感じだなぁとか思って、楽しそうにサッカーをやってるアダム·ドライバーのシーンもあり、どことなくホノボノした感じかと思いきや、後半のスリリングな乗っ取り劇や復讐劇に繋げてくる辺りが、流石だなぁと。
豪華な出演者と、華やかな衣装が年始にふさわしいような感じで、とても良かったと思います。
それにしても、ジャレット·レトが別人過ぎる笑