このレビューはネタバレを含みます
グッチ社三代目社長、マウリッツオ・グッチ暗殺(1995年)を中心に描く、華麗なる暗黒コメディ。
実際の事件を題材にしており、また年月も経っていないので、演出が、悪に徹し切れていないので、やや甘口だ…
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正直GUCCIというブランドのことはほとんど知らなかったので、世界的な成功の裏でこんなドロドロした愛憎劇があったことに驚かされた。
創業者の次男ロドリフォの息子マウリツィオは弁護士を志す学生だったが…
100年以上続く誰もが知っているハイブランドの実話をもとに着想を得た映画。
ブランドの名前は知っているものの、歴史には詳しくなかったため、そんなにドロドロした内容だと思わず、これが実際にあった事…
パンフに掲載されているインタビューでスコット監督が言っているように、本作はシェイクピア的な悲劇のようでもあり、13年のスコット監督の傑作『悪の法則』の系譜に属する作品でもあり、私的には、大満足でした…
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