春21号

バズ・ライトイヤーの春21号のレビュー・感想・評価

バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)
2.9
観てきました。

はい、まぁまずみんな思ってますが映画内映画という事が矛盾とは行かないまでも色んなノイズを生んでいて全然プラスに機能してないってのはやっぱりよくないですよね
普通にバズライトイヤー の映画化とだけ言っとけばいいのに正当性を担保したかったのか気の利いたことしたかったのかよくわからん

企画の段階で大きく躓いてるってのはやっぱりキツいっすよね

で、始まってみると展開に次ぐ展開で設定上時間がどんどんジャンプするしで出てくるキャラクター世界観が描き込み不足もしくは説明不足なままどんどん話だけが進んでいきます。
まず、最初に思ったのがどう言った目的であの惑星にいったの?説明があったなら誰か教えてください、単純に僕の見逃しな気がするので
で、あの惑星自体どんなところかイマイチわからないし(なんか地中からややこしいものが出てきますね)
明らかにあれはバズ達があの惑星に侵略してるようにしか見えない
あの惑星から出るのは自分のミスだからだけではなく惑星を侵略してるから必須なのでは?
なんかその辺で俺は完全に乗れず

色々すっ飛ばすからあの惑星でどんな居住作戦が取られているか分からずあの惑星でも生きていけるっていう保証みたいなものが乏しいんだよな(バリヤーあるからって言われても…)
だからバスの最後の決断も本当にそれでいいの?感がめちゃくちゃ強い
お前それ自分のダークサイドに対する逆張りしたいだけじゃない?って

なんかトイストーリー4でもそうでしたけど自己実現、自己成長の為におざなりにしてるものを見ようともしないってのは本当ひでぇと思うんですよね
あの惑星の生物からしたらお前らマジでてけ!ってなもんで
でてく方法見つけたなら絶対に諦めちゃダメなんでよ
それをさも美談みたいにして

なんかやっぱり乗れない
単純に倫理観以外でも展開の為の展開が多いからキャラクターがストーリーに動かされすぎてキャラが死んでるんだよな

なんか総じてダメなところが目立つ
ただ、デザインの部分はめちゃくちゃカッコよかった。
スーツは勿論だけど宇宙船とかもさすがだった。
最後のスーツとかあれはずるいっす
フィギュア欲しいマジで
バンダイマジで再販頼む
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