リーアム兄さん

バズ・ライトイヤーのリーアム兄さんのネタバレレビュー・内容・結末

バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

【好きなセリフ】
モー「ペンがあったぞー!」

スペースレンジャーのバズ・ライトイヤー(声:鈴木亮平)は惑星探索の宇宙船の中でコールドスリープ状態で眠っていた。ある日宇宙船が近くの惑星を発見するとスペースレンジャーのバズとアリーシャ(声:りょう)を起こし、2人は宇宙船を着陸させる。しかしその惑星は巨大なツタが襲いかかってくる危険な惑星であった。そのツタにより宇宙船が破壊されてしまい、バズを含むスペースレンジャー達はこの惑星で生活することを余儀なくされる。この失態に責任を感じたバズは全員を地球に戻すためにハイパースペース燃料を作りし、それが正常に稼働するかの実験に没頭する。スペースシャトルに試作の燃料を投じ、ハイパースペースに突入するも、安定せず途中でもとの惑星に帰還してしまう。すると帰還した先は4年後の世界であった。宇宙の時間軸により、ハイパースペースと惑星の時間の経過に差が生まれてしまった。それでもバズは懲りずに実験を続け、結果中数年先の未来へと辿り着いてしまう。そこはロボットの侵略者に襲われた世界となっていた。ロボットに囚われた人々を救い、バズは無事地球に戻れるのだろうか。

試写会に招待されて鑑賞。
「トイ・ストーリー」とは全く別の世界観でアンディーが好きになったスペースレンジャーの玩具「バズ」のもとになった人物を描く物語。
ディズニー自体もこの作品と「トイ・ストーリー」は別のものとして見てほしいと言っていることもあり、「トイ・ストーリー」シリーズと同じように見たい人からするとあまり良い評価にはならないかな、と思った。
新たな映画として見てみると、どこかスターウォーズのような要素がたくさん入っているSFアニメになっており、そこはルーカスフィルム、スターウォーズを傘下に置くことに成功したディズニーだから許される技だと感じた。
吹き替えも所さんではなく鈴木亮平さんが担当しており、所さんのバズを求めていると肩透かしを食らってしまうかもしれない。

個人的にはワクワクするストーリーだったし、面白く見れたと思うけど、やはり「トイ・ストーリー」という大きな背景があるだけに、なかなか評価をしづらい作品かなという印象。