このレビューはネタバレを含みます
良い点
・全年齢が楽しめるストーリー
悪い点
・時代設定の辻褄
・アリーシャという人物に詰め込んだ設定
内容自体は非常に面白い、しかしディズニーひいてはピクサー特有の何回も見れるという感覚は全くわかなかった
アンディーが子供の時に観た作品（００年代前半）という設定にしては現代で見られるLGBTや有色人種、男女問題に関して配慮した大人の事情が見受けられるので当時の時代的価値観と合わない気もする。
アリーシャという人物の黒人レズの女上司設定が本当に必要だった（全てを入れる必要があった）のか、もちろんそれ自体が悪いわけではない
強い女性の描かれ方としてはトイストーリー４のボーは好きだったし、本作のアリーシャの孫・イジーは登場人物としても好きであった
しかし、アリーシャはやっつけでいれたような設定だが割と重要人物の位置付けなのでノイズとして頭に残り続けながら観る必要がある。
設定的に価値観を更新しきれていない人には難しく、これから新しい価値観を築いていく子供には向いてるのかもしれない作品
