ひろ

マークスマンのひろのレビュー・感想・評価

マークスマン(2021年製作の映画)
4.1
リーアム主演の映画

妻をなくし、心に穴が空いた元海兵隊狙撃手のジム。
いつものように国境付近をパトロールし密入国者を報告していると、麻薬カルテルの手から逃れて国境を超えてきた母と子供を見つける。

母はカルテルに殺されてしまったが、死に際に子供(ミゲル)をシカゴの親類まで届ける様にに頼まれる。

お互いの関わりによって変わっていくジムとミゲル。
最後に待ち受けるのは、、。

テーマは「選択」と「因果応報」
自分で選択したもののツケは最後には払わないといけない。

麻薬カルテルのボスは死に際に「自分では状況を選べなかった」といった。
しかしどんな時にでも私たちは選択することができること、そしてその選択の裏には責任と結果が伴うことを理解できる映画。

人の温かさと人生の残酷さを感じることができる映画。

何よりリーアムの演技がとても良い。

アクションとして見るには少し物足りない気がするのでジャケ買いするとミスる気がする。
ヒューマンドラマとしてはすごくいいと思う。

構成は「カールじいさんと空飛ぶ家」とか「the last of us」とかに似てるけど、その最後がそれぞれ違うところに、今回の映画の主題を感じる
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