ゆずきよ

マークスマンのゆずきよのレビュー・感想・評価

マークスマン(2021年製作の映画)
3.8
老兵×少年×犬は間違い無い組み合わせです。
あらすじ程度の事前情報は仕入れて観ました。
主演は地味に好きリーアム・ニーソンです。

物語は、再婚した妻に先立たれた元海兵のリーアム・ニーソンが麻薬カルテルに追われた母子と遭遇する所から始まります。
リーアム・ニーソンの哀愁漂う感じめっちゃ好き。
冒頭は良くある物語が始まったなという感じですが、リーアム・ニーソンが決して善人では無いのがこの映画のポイント。
まず最初の展開があってグッと引き込まれます。
判断は間違っていないけど子供からしたらそう思われるよね。
この映画の教訓として逃亡時はクレジットカードを利用してはいけません。
徐々に明らかになる麻薬カルテルの凶暴さ。
そこからはロードムービーの側面も残しつつ逃亡劇。
ご都合主義と呼べるほどの事もなく緊張感があり手に汗握る展開が続きました。
ただ犬に対する暴力だけは絶対に許さない。
終盤にてようやく狙撃手としての腕を魅せるリーアム・ニーソン。
ラストの展開はきちんと伏線も回収してくれて良かったです。
いつも思うのがこの後この子が幸せになれば良いなと。

思っていたよりは面白かったです。
想像より狙撃手としての場面は少なくそれはちと残念。
でも良くも悪くもそれなりな物語で可もなく不可もなくという感じでした。
ゆずきよ

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