あか

竜とそばかすの姫のあかのレビュー・感想・評価

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)
3.0
んーーー音楽は新鮮。映像にあったカラフルな紙吹雪が舞い散っていくような楽しさがある。ざらっとした質感の歌声はエフェクトなのかな?
メインどころは本業でない芸能人が声を当ててたけど全く違和感なかった。脇にはしっかりと声優さんの構え。宮本充さんの素敵なお声!
伊賀大介や児玉裕一くらいしかわからないけど、活躍してるクリエイターをとにかく連れてきて密度の高い世界作り。
めちゃくちゃディズニー版美女と野獣。シーンだけじゃなくてキャラデザ、二人だけの舞踏会シーンのカメラアングルまで寄せるとは…キャラデザがアナ雪の人なんだ。ベルと野獣は少しずつお互いを理解し合って惹かれていくけど、ベルと竜はどんな心の交流があったのかイマイチわからない。
親友ちゃんが主人公の力を過小評価してるようで残念だった。もう一度繋がった時にすずがしのぶくんに抱きついたのにビックリした。そんなことより二人を助けてよ。大人が子供を罵倒する、虐待現場を生で見て通報して、断られて。あとはオロオロするだけ?都内に知り合い一人もいないんか。あの子たちの今までとかこれからはどうなるのかモヤモヤがすごい。主人公が成長するためだけの装置に感じてしまった。外ヅラだけのパパもよくわからない。支配したいなら、デジタル機器なんかもっての外だろうに。安易に外出できるし。
前半はよかった。お母さんへの未練、寂しさには泣きそうになった。ミライちゃんよりは楽しめた。
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